Yahoo!トラベル、利用者減も「購買」利用者数は増加、利用方法に変化か
Yahoo!トラベルの「購買」利用者数は増加している−。Yahoo!トラベルは先ごろ公表されたネットレイティングス調査による利用者調査で、前年同月比0.9%減の413万人となった7月の数値について、本紙に対して「あくまで利用者。実際に購買する『利用者』は増えている」(Yahoo広報)と語った。右肩上がりに増えてきた利用者を背景に、「購買する利用者」も必然的に増加する、というモデルから、利用者が増えなくとも、収益に結びつく利用者を伸ばす戦略に転換している、と考えられる。
Yahoo!によると、昨年の7月時点と比べ、Yahoo!のトップページから「トラベル」への誘導が減っていることが利用者減の理由としている。ただし、「取扱高、件数とも約2倍」と業績は好調であることをアピール。今後の施策としては、消費者のニーズに応えたものを提供するとしており、「Yahoo!トラベル 旅上撰」などがその一つという考えを示している。
取扱高、件数の増加の要因はビジネス需要を獲得するキャンペーン、特集企画で伸びを示していることが寄与している模様。出張需要は特に国内において「ヤフー・ビジトラプラン」として最大1000円分のクオカードをプレゼントするキャンペーンを展開し、これまでの集客力重視からヤフーサイト内で購買を強める方向だ。
ライバルの楽天トラベルはビジネス客からレジャー客へと方角を拡げてきたが、対するたびゲーターなどのYahoo!トラベルでは、包括的な集客から、徐々に細分化して対応する方向と言えるだろう。今後のビジネス動向についても両社の動きは注目されるところだ。
Yahoo!によると、昨年の7月時点と比べ、Yahoo!のトップページから「トラベル」への誘導が減っていることが利用者減の理由としている。ただし、「取扱高、件数とも約2倍」と業績は好調であることをアピール。今後の施策としては、消費者のニーズに応えたものを提供するとしており、「Yahoo!トラベル 旅上撰」などがその一つという考えを示している。
取扱高、件数の増加の要因はビジネス需要を獲得するキャンペーン、特集企画で伸びを示していることが寄与している模様。出張需要は特に国内において「ヤフー・ビジトラプラン」として最大1000円分のクオカードをプレゼントするキャンペーンを展開し、これまでの集客力重視からヤフーサイト内で購買を強める方向だ。
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