エア・カナダ（AC）の持株親会社であるACEアビエーション・ホールディングスの2006年度第2四半期は、営業利益が300万加ドル増加し1億8100万加ドル、純利益が前年と比べ6700万加ドル増え、為替差益の1億700万加ドルを含めて2億3600万加ドルとなった。また、USエアウェイズの株式325万株を売却したことで税引前売却益が1億加ドルとなった。

　そのほか、旅客収入はイールドの3％上昇をはじめ、輸送可能量が3％上昇したことを背景に有償旅客マイル（RPM）で測定した旅客輸送が5％増え、前年比9％増の1億8800万加ドルとなった。ユニット・コストは05年比で6％上昇。燃油費を除くユニット・コストは、非座席有効マイルが増加する事業分野で成長した影響もあり4％増となった。