夏ピークの動向、旅客数は1.3%増の60.1万人、日系2グループの実績
JALグループ、ANAグループはこのほど、8月11日から20日まで9日間の旅客数を公表した。これによると9日間の日本発着で、提供座席数は前年比7.1%減の72万4336席、旅客数は1.3%増の60万1765人、搭乗率は83.1%で前年から6.9%ポイント増となった。JALグループは6日に発表した予約数の97.5%が搭乗し、ANAグループは99.8%となり、予約客が予定通りに行動した形となった。
日本発の提供座席数は6.1%減の36万1786席、旅客数は1.5%増の30万4159人、利用率は7.1%ポイント増の84.1%。一方、日本着では、提供座席数が7.0%減の36万2550席、旅客数は1.2%増の29万7606人、利用率は6.6%ポイント増の82.1%であった。
特徴としては両グループとも、中国路線で6日に公表した予約人数から、中国線について実際の旅客数を伸ばしていること。方面別ではANAグループは供給座席数を大きく減らしているホノルル線、グアム線のリゾート以外は前年実績で伸びた。ただし、利用率で見ると、ANAグループのリゾートは90%を超える好調さを見せ、比較的、低い数値を示していた中国線では75%を記録した。
JALグループでは中国線の旅客数は38.3%増となっているが、利用率は68.9%に留まった。これ以外の利用率は軒並み80%台を上回り、前年並みの旅客を確保し、利用率は堅調であった。
なお、JALグループは日本発着合計で提供座席数が9.2%減の55万4597席、旅客数は1.0%減の45万9059人、利用率は7.7%ポイント増の82.8%。ANAグループは提供座席数が0.8%増の16万9739席、旅客数は9.4%増の14万2706人、利用率は6.7%ポイント増の84.1%となっている。
日本発の提供座席数は6.1%減の36万1786席、旅客数は1.5%増の30万4159人、利用率は7.1%ポイント増の84.1%。一方、日本着では、提供座席数が7.0%減の36万2550席、旅客数は1.2%増の29万7606人、利用率は6.6%ポイント増の82.1%であった。
特徴としては両グループとも、中国路線で6日に公表した予約人数から、中国線について実際の旅客数を伸ばしていること。方面別ではANAグループは供給座席数を大きく減らしているホノルル線、グアム線のリゾート以外は前年実績で伸びた。ただし、利用率で見ると、ANAグループのリゾートは90%を超える好調さを見せ、比較的、低い数値を示していた中国線では75%を記録した。
JALグループでは中国線の旅客数は38.3%増となっているが、利用率は68.9%に留まった。これ以外の利用率は軒並み80%台を上回り、前年並みの旅客を確保し、利用率は堅調であった。
なお、JALグループは日本発着合計で提供座席数が9.2%減の55万4597席、旅客数は1.0%減の45万9059人、利用率は7.7%ポイント増の82.8%。ANAグループは提供座席数が0.8%増の16万9739席、旅客数は9.4%増の14万2706人、利用率は6.7%ポイント増の84.1%となっている。