アメリカン航空、燃油費高騰で下期スケジュールから関西/ダラスフォートワース線を運休
アメリカン航空(AA)は下期スケジュールから、関西/ダラス・フォートワース線を運休する。AAは昨年11月、1998年12月に運航を開始し、テロなどの影響から2002年1月に運休措置とした同路線を復便したものの、今回、再び運休を決定した。AAでは旅客数は堅調に推移しているが、燃油費の高騰を主要な撤退の理由としている。
AAは2005年4月に運航を開始した名古屋/シカゴ線でも2005年10月末で運航を中止。また、既に発表済みだが、成田/サンノゼ線の運休を下期から予定している。両路線ともに、燃油費の高騰を撤退の理由としていたが、名古屋/シカゴ線の運休では直後に予定していた関西/ダラス・フォートワース線は就航を見合わせることは無かった。
ただ、米系航空会社では現在、盛んにネットワークの見直しを進めていることも事実。日本航空(JL)のワンワールド加盟も、日本におけるネットワークの確保という観点では今回の判断に多少の影響があったことも想定される。AAでは「関西/ダラス・フォートワース線で使用する機材は他の長距離路線へ配置」するとも言及しており、より収益性の高い路線への投入される見込み。今回の措置により、AAの日本路線は成田発のみに集約され、シカゴ線、ニューヨーク線、ロサンゼルス線のデイリー便、ダラス・フォートワース線のダブルデイリーの4路線、1日5便の運航となる。
なお、AAでは既に10月29日以降の同路線を予約している旅客に対して、フライトの変更、および全額返金の対応を行う。また、今後は大阪発のアメリカ行きについては日本航空(JL)の成田経由でのコードシェア便で対応する。
AAは2005年4月に運航を開始した名古屋/シカゴ線でも2005年10月末で運航を中止。また、既に発表済みだが、成田/サンノゼ線の運休を下期から予定している。両路線ともに、燃油費の高騰を撤退の理由としていたが、名古屋/シカゴ線の運休では直後に予定していた関西/ダラス・フォートワース線は就航を見合わせることは無かった。
ただ、米系航空会社では現在、盛んにネットワークの見直しを進めていることも事実。日本航空(JL)のワンワールド加盟も、日本におけるネットワークの確保という観点では今回の判断に多少の影響があったことも想定される。AAでは「関西/ダラス・フォートワース線で使用する機材は他の長距離路線へ配置」するとも言及しており、より収益性の高い路線への投入される見込み。今回の措置により、AAの日本路線は成田発のみに集約され、シカゴ線、ニューヨーク線、ロサンゼルス線のデイリー便、ダラス・フォートワース線のダブルデイリーの4路線、1日5便の運航となる。
なお、AAでは既に10月29日以降の同路線を予約している旅客に対して、フライトの変更、および全額返金の対応を行う。また、今後は大阪発のアメリカ行きについては日本航空(JL)の成田経由でのコードシェア便で対応する。