全日空は11月1日から、国際線エコノミークラス全路線においてノリタケの食器を利用した食事を展開する。これに先立ち、9月1日から中国線、アジア線のビジネスクラスのミールをリニューアルする。

　NHは9月1日から欧米線のエコノミークラスの機内食において、現行の縦26センチ、横26センチのサイズから、縦26センチ、横38センチのサイズへと変更。これにより座席のテーブルいっぱいを使うとトレーとなり品目も2品ふえることとなる。
　食器は樹脂製であるが、ノリタケの特徴である陶磁器の触感、サイズなどにこだわりを持ってNHとノリタケで共同で企画したもの。料理が美しく見えるようなデザインにも心がけたという。

　また、一部では既に実施しているが、中国線、アジア線全線のビジネスクラスにおいて、食事にシャンパン、ワイン、日本酒などの各種食前酒とおつまみを用意。また、前菜とメインディッシュを別々に提供することで、ゆっくりと食事を楽しめるようにする。