全日空、第1四半期業績は増収増益、国際・国内とも旅客など好調に推移
全日空(NH)は7月31日、第1四半期の連結業績を発表、このうち国際線、国内線ともに旅客数が増加、利用率は上向き、旅客収入も前年を上回る水準で推移している。売上高は前年比10.5%増の3452億2200万円、このうち国内線旅客収入は6.6%増の1673億7900万円、国際線旅客収入は23.4%増の650億8100万円。営業利益は66.1%増の195億3400万円、経常利益は132.8%増の144億8500万円、四半期純利益は255.7%増の76億8400万円となった。
国際線旅客については昨年の反日デモの反動から中国路線での旅行需要が回復、ビジネス需要についても堅調であることから好調に推移。また、成田第1ターミナルの開業についても、スターアライアンス加盟各社が集結することで旅客利便性の向上をはかり、結果として旅客数は16.2%増の109万1636人となった。
国内線でも旅客数は2.3%増の1110万6843人と堅調に増加。羽田発着の路線を中心として堅調に推移、昨年の愛・地球博による集客増の反動に対応する運賃施策も奏功し、旅客収入は増収となった。
営業費用については約250億円の増加、前年比8%増となる3256億8800万円。このうち航空運送事業については221億4300万円増加の2704億2800万円。燃油費が前年から95億円の増加となったほか、増収に連動した販売関連費用も増加している。
なお、旅行事業は売上高7.6%増の451億6900万円、営業利益は49.4%増の3億8100万円、ホテル事業は売上高5.1%増の162億3600万円、営業利益は1510.3%増の10億9500万円。旅行事業は中国線の旅行需要の回復、国内でのダイナミックパッケージ「旅作」システムの投入などが要因。ホテルは施設改修が終了、コスト削減と共に大きく増益を引き出した。
国際線旅客については昨年の反日デモの反動から中国路線での旅行需要が回復、ビジネス需要についても堅調であることから好調に推移。また、成田第1ターミナルの開業についても、スターアライアンス加盟各社が集結することで旅客利便性の向上をはかり、結果として旅客数は16.2%増の109万1636人となった。
国内線でも旅客数は2.3%増の1110万6843人と堅調に増加。羽田発着の路線を中心として堅調に推移、昨年の愛・地球博による集客増の反動に対応する運賃施策も奏功し、旅客収入は増収となった。
営業費用については約250億円の増加、前年比8%増となる3256億8800万円。このうち航空運送事業については221億4300万円増加の2704億2800万円。燃油費が前年から95億円の増加となったほか、増収に連動した販売関連費用も増加している。
なお、旅行事業は売上高7.6%増の451億6900万円、営業利益は49.4%増の3億8100万円、ホテル事業は売上高5.1%増の162億3600万円、営業利益は1510.3%増の10億9500万円。旅行事業は中国線の旅行需要の回復、国内でのダイナミックパッケージ「旅作」システムの投入などが要因。ホテルは施設改修が終了、コスト削減と共に大きく増益を引き出した。