コンチネンタル航空、第2四半期決算で01年以来の最高四半期益を計上

  • 2006年7月31日
 コンチネンタル航空(CO)の2006年第2四半期(2006年1月〜6月)決算によると、純利益が1億9800万米ドルを計上し、四半期益として2001年以来最高となった。特別費用を除くと第2四半期の純利益は2億800万米ドルとなる。また、燃料費が前年比で26.4%値上がりして2億1600万米ドルとなったほか、社員への利益分配準備金6000万米ドルを計上したが、営業利益は前年比で約2倍となる2億4400万米ドルへ増加した。COは引続き不要なコスト削減を努める方針だ。

 なお、第2四半期の旅客収入は各地域での主要路線とリージョナル路線の全路線で2桁の増収となり、前年比23.1%増の32億米ドルとなった。国内線、国際線の両方で旅客が増加したこと、航空運賃の数回にわたる値上げも大幅増収に貢献。連結有効座席マイル当たりの旅客収入(RASM)は、イールドの上昇と記録的な搭乗率により前年比11.0%増加した。第2四半期の連結有償旅客マイル(RPMS)は前年比15.2%増、搭乗率は3.1ポイント増の82.7%の記録的な数値となり、イールドは6.9%上昇した。なお、第2四半期のRPMSは14.3%増、搭乗率が2.5ポイント増の82.9%、イールドが6.3%上昇した。太平洋路線はRPMSが7.2%増、ASMSが13.5%増、旅客収入は21.6%増。