タイ国際航空、バンコク以遠の誘致積極化でミャンマーへの研修旅行を実施

  • 2006年7月28日
 タイ国際航空(TG)中部地区旅客営業部はこのほど、中部地区の旅行会社、およびメディアを対象にミャンマーへの研修旅行を実施した。TGはバンコク経由のミャンマーのヤンゴンへ1日2便を運航しており、東京、大阪、名古屋、福岡からスムーズに乗り継ぎが可能。今回の研修旅行をはじめ今後TGは、10月からのベスト・シーズンに向けてバンコク以遠のTGネットワークのプロモーションを強化する予定だ。
 研修旅行は、ヤンゴンの観光スポットをはじめ、遺跡の町として知られるバガンやミャンマー第2の都市のマンダレー、映画化もされた小説「ビルマの竪琴」で知られるバゴーなどの主要観光地を訪問。また、それぞれの地の宿泊施設やレストランを視察した。

 なお、視察旅行参加者は、特にバガン遺跡に関心を示したという。バガン遺跡は広大な平原の中に11世紀から13世紀に建てられた数千におよぶ仏塔や寺院が点在、世界三大仏教遺跡として名高い遺跡だ。遺跡群の近隣には、周囲に溶け込むように建つ高級リゾート「オーリアムパレス・ホテル&リゾート」があり、充実した設備を備えることから、今後の新たな旅行商品の展開に期待を示している。