IATA Japan、eチケット・紙発券ともオーディット・クーポンの排出を不要に

  • 2006年7月13日
 国際航空運送協会日本事務局(IATA Japan)は12日付けの書面で、eチケット、および紙の航空券の控えとなるオーディット・クーポンの取扱について、8月1日発券分から改訂することをIATA代理店に通知した。基本的にはeチケット、紙ともにオーディット・クーポンの排出を不要とする。現行、IATA Japanでは、eチケット発券では電子情報でのオーディット・クーポンを持ち、かつ24ヶ月を超えるデータを保持する場合はオーディット・クーポンの排出は不要、紙発券は2年の保管義務がある。

 また、改定では、保管についてもIATA代理店の保管義務を軽減。eチケット、紙の発券方法に関らず、オーディット・クーポンを排出しなかった場合は保管義務なしとなり、排出した場合は12ヶ月の保管義務へと変更する。eチケット発券のオーディット・クーポン排出についてはA4用紙、白紙券の排出を推奨している。なお、MPDについては従来どおり、オーディット・クーポンの保管が必要だ。