南ア観光局、ビジネス・ツーリズム促進、06年度は16%増の3万人目指す

南アフリカ観光局は今後、観光に加えてビジネス・ツーリズムのプロモーションを積極化することで旅行需要の喚起を図る。「ビジネス・アンユージュアル」と題し、ビジネス・ツーリズムのプロモーションを展開する。2年前に観光局が世界各国・地域の主要16マーケットで実施した調査によると、旅行需要の中でビジネス・ツーリズムの占める割合が各国・地域の平均で18%であったのに対し、日本は37%の大きなシェアを占めることが分かった。特にインセンティブ・マーケットの需要が高いという。このことから、「日本人の南アフリカへのビジネス・ツーリズムの基盤はできている」とし、「今後は、会議やミーティング分野への需要拡充に期待する」と語る。ムコゾ氏は、国際的ホテルブランドをはじめとする宿泊施設の充実、安全性とホスピタリティ、高い医療設備があることから、受入体制の充実を強調している。