成田空港、国交大臣宛に飛行場変更許可を申請、09年度末の22万回に具体的な道
成田国際空港は10日、国土交通大臣あてに平行滑走路整備に関する飛行場変更許可申請を申請した。これは暫定滑走路の現在2180メートルで運用するものを、北側に320メートル延伸し、2500メートル化を図るもの。これにより、現在の発着回数20万回から、機能的には最大で23.5万回まで離発着が可能となるが地元との交渉により、22万回への発着枠が広がる土台が作られる第1歩。
今回の変更許可申請は平行滑走路の延伸に加え、誘導路の新設、エプロンの新設でおおよそ410億円強の予算と成る。工事完成は2009年10月31日、供用開始予定期日は2010年3月31日と予定。工事期間におおよそ36ヶ月を見ていることから、2009年度末までの滑走路延伸、発着枠の増強という課題から逆算すると、このほどの申請のタイミングがぎりぎりの期限であった。
今回の変更許可申請は平行滑走路の延伸に加え、誘導路の新設、エプロンの新設でおおよそ410億円強の予算と成る。工事完成は2009年10月31日、供用開始予定期日は2010年3月31日と予定。工事期間におおよそ36ヶ月を見ていることから、2009年度末までの滑走路延伸、発着枠の増強という課題から逆算すると、このほどの申請のタイミングがぎりぎりの期限であった。