ヘルスツーリズム研究所、医食同源の旅で健康指標に一定の改善効果
JTBグループのヘルスツーリズム研究所は、新潟県魚沼市、福島県いわき市、静岡県伊豆市で「食」をテーマとする「医食同源の旅」において、健康指標の改善に一定の効果があることを明らかにした。例えば、2泊3日のモニターツアー参加者では19人中、17人が動脈硬化を促進すると言われるLDLコレステロールの平均値が低下、特に3日前にLDLコレステロール値が基準値より高い4人中3人が基準値内に改善。また、ストレス値については旅行3日前を100とすると、旅行3日目は84.3と減少したほか、ガン細胞やウイルス感染細胞を殺すナチュラルキラー細胞についても旅行3日前を100とし、旅行3日目は125.6へと増加したという。
こうした結果について諏訪東京理科大学教授の篠原菊紀氏は「コレステロール低下、自然免疫力増のプロセスは旅の効果を象徴」としながら「医食同源の旅が健康に寄与するならば、アフターケア体制の充実など旅行を契機とする健康教育を徹底的に推し進める必要」などとコメントしている。
なお、JTBでは今後、JTB有楽町支店で福島県のいわき湯本温泉へ6月14日発、新潟県魚沼の浅草山荘へ6月20日発のツアーを販売する。
こうした結果について諏訪東京理科大学教授の篠原菊紀氏は「コレステロール低下、自然免疫力増のプロセスは旅の効果を象徴」としながら「医食同源の旅が健康に寄与するならば、アフターケア体制の充実など旅行を契機とする健康教育を徹底的に推し進める必要」などとコメントしている。
なお、JTBでは今後、JTB有楽町支店で福島県のいわき湯本温泉へ6月14日発、新潟県魚沼の浅草山荘へ6月20日発のツアーを販売する。