SK、新ビジネスクラス・シート導入で関係者に披露、「シートというよりベッド」

  • 2006年4月13日
 スカンジナビア航空(SK)はこのほど、旅行業界関係者らを対象とした新ビジネスクラスシート「SASフラットベッド」の披露、体験会を開催した。日本地区総支配人のアーランド・オルセン氏は「新ビジネスクラスを段階的に導入、2007年までには全機材に導入を完了する」とした上で、「シートというよりベッド」と快適さをアピールした。
 今回の新シート導入に伴う変更点は、機内食や飲み物のアップグレード、ビデオ・オンデマンド(VOD)などエンターテイメントの充実、インターネットのサービス拡充が柱。オルセン氏は「フライト時間を自由に使える選択肢を拡げるもの」と語り、引き続き、サービス面での拡充に力を注いでいく考えを強調した。なお、SKは新シートを本日から4月23日まで、イルムス丸の内で展示。さらに、同店で1万500円超の商品購入者を対象に、キャンペーンを展開する。

 また、SKによると、ビジネスクラスの需要は堅調に推移しているという。特にビジネス関連での利用が堅調で、「レジャーC」については注視するものの、大きな需要とはなっていない模様。今後は広告展開などで新シートをアピールするほか、バンコク、上海などアジア各地でも同様に新機材を紹介していく。