苦情・相談、1月・2月はトラベル遊関連を除き前年並み、旅客対応が多く
日本旅行業協会(JATA)によると、1月、2月の苦情・相談件数は1月が前年から203件増の435件、2月は5件減の235件であった。1月はトラベル遊関連が200件とこれを除くとほぼ前年並み。1月の申し立て区分の順位(トラベル遊除く)は1位が旅客対応の46件、2位は業者の信用調査の33件、3位は取消料の30件、2月は取消料が40件、2位が旅客対応の37件、3位が信用調査の19件となった。
旅客対応では、ハネムーンなどを対象とする商品が増えてきている中で、ペアシート確約でのクレームがある。寄せられた内容は、新婚旅行でペアシート依頼をし、追加料金として1名9000円、計1万8000円を支払い。消費者は承諾通知を受け取っているものの、往路では席が離れ離れ、復路はペアシートであった。旅行会社がこれについて片道追加費用は返金するという回答であったが、消費者はそれを不服とした問合せ。この件については片道だけではあるものの、債務不履行にあたることから、片道分の費用返金だけでなく、お詫び金の提示も必要な事例だ。
旅客対応では、ハネムーンなどを対象とする商品が増えてきている中で、ペアシート確約でのクレームがある。寄せられた内容は、新婚旅行でペアシート依頼をし、追加料金として1名9000円、計1万8000円を支払い。消費者は承諾通知を受け取っているものの、往路では席が離れ離れ、復路はペアシートであった。旅行会社がこれについて片道追加費用は返金するという回答であったが、消費者はそれを不服とした問合せ。この件については片道だけではあるものの、債務不履行にあたることから、片道分の費用返金だけでなく、お詫び金の提示も必要な事例だ。