JTB、GW推計で海外は3.9%増の56.5万人の見込み

これによると、国内、海外とも出発日は4月については前年と比べ弱含みの傾向。デスティネーション別では、ヨーロッパ方面については4月の出発はあるものの、5月2日から3日の出発に集中し、3日からの5連休を中心とした予約と、これに合わせた近場の方面に集中している。
ホールセール商品の動向はルックJTBは前年比112.0%(3月18日時点、4月26日〜5月6日発)、ホリデイは109%(4月6日時点、4月29日〜5月5日)、マッハ・ベスト98%(4月6日時点、4月24日〜5月8日)、アイル・アヴァ80%(4月6日時点、4月26日〜5月5日)。アイル・アヴァは北米を除き、全般的に弱含みだが、概ね地域別でも好調。JTB推計ではアジアが5.7%増、ハワイを含む北米が1.7%増、欧州が3.8%増、大洋州は4.9%減、アフリカ、中近東、南米の合計は5.6%増。
ただし、上記各社、およびその他ホールセール社についてもGW前の4月については弱含み、GW後の5月については徐々に予約が入っている、という動き。特に人気のグアム、ハワイのデスティネーションは出発日より、帰着日の座席確保が難しい状況にもなってきている。ただし、ピークは概ね出発は5月2日、3日、帰国は5日、6日が混みあっている。また、出発でも4日などについては「余裕がある」という声も少なくない。超ピーク、旅行費用の高い時期を避ける、という行動についても完全に定着してきた感があり、超ピークだけを生み出す形になっているようだ。
