一休、中間決算で順調な伸び示す、上場効果で契約施設増の好循環
高級ホテル・旅館の宿泊予約サイト「一休.com」を運営する一休の平成18年中間決算(4月1日〜9月30日)は、営業収益9億1800万円、営業利益5億7500万円、経常利益5億6600万円、中間純利益3億3500万円となった。前期比は一休が8月3日付で東証マザーズに上場しているため参考値であるが、取扱高で前年比62%増の125億円、営業収益は約58%増、営業利益は70%増、経常利益67%増、中間純利益は64%増となった。また、通期での予想は取扱高が56.0%増の260億円、営業収益52.9%増の18億9700万円、経常利益65.3%増の12億円、当期純利益は60.0%増の6億9300万円。
一休は無料の会員登録が必要となるサービスを展開しているが、2005年9月末の時点で95万1000人の会員を持ち、今年3月の年度末時点の78万9000人から着実に増加。インターネット調査会社ネットレイティングスの資料では、年収1000万円以上の回答は26.05%と高収入者の割合は高い。こうした状況を背景に平均単価が2003年3月期の2万1160円から、04年3月期に2万657円、05年3月期に2万1338円、そして今中間期は2万2204円と2万円超を維持。インターネット予約を積極的に利用したいと考える高級旅館の取扱についても、株式上場による信頼性の向上と合わせて増加しているという。3月末時点はホテル499軒が9月末に525軒、旅館は200軒から244軒となり、合計では半期で70軒の純増となった。
一休は無料の会員登録が必要となるサービスを展開しているが、2005年9月末の時点で95万1000人の会員を持ち、今年3月の年度末時点の78万9000人から着実に増加。インターネット調査会社ネットレイティングスの資料では、年収1000万円以上の回答は26.05%と高収入者の割合は高い。こうした状況を背景に平均単価が2003年3月期の2万1160円から、04年3月期に2万657円、05年3月期に2万1338円、そして今中間期は2万2204円と2万円超を維持。インターネット予約を積極的に利用したいと考える高級旅館の取扱についても、株式上場による信頼性の向上と合わせて増加しているという。3月末時点はホテル499軒が9月末に525軒、旅館は200軒から244軒となり、合計では半期で70軒の純増となった。