ニュージーランド航空（NZ）はこのほど2006年3月末から導入を開始する新ユニフォームを発表、ニュージーランドを代表するブランド「ザンベシ」のデザインを使用する。新ユニフォームはNZとザンベシのコラボレーション・チームが18ヶ月のプロジェクトで完成したもの。チーフデザイナーのエリザベス・フィンドレイ氏は、快適性、機能性、時代に合ったスタイルとバランスを強調してデザインした。また、自然な色彩を基調コンセプトとし、スマートでスタイリッシュさを演出。ニュージーランドのオリジナリティーを表現するため、マオリ語でコルーと呼ばれるシダの新芽を模した曲線を入れ、先住民族のマオリ族の概念をデザインに織り込む。女性客室乗務員には、ワンピース、メリノウールの外套、スラックス、ミリタリースタイルの帽子を、男子乗務員にはシングルのスーツを用意。例えば女性の場合、メリノウールの外套やスカーフの着こなし方で、個々の個性を表現できる工夫を加えた。