JTB、チケットマスター社と提携、人気チケットをオンライン販売
ジェイティービーはこのほど、アメリカ最大のチケット販売会社チケットマスター社と提携、日本におけるアメリカのエンタテインメント・チケットの販売を開始する。チケットマスターは先ごろまでエクスペディアを傘下としていたアメリカIACのグループ企業。サイトでのチケット販売以外にも3300店舗、全世界で19ヶ所のコールセンターを持ち、スポーツ、音楽、演劇など9000のイベント主催者とチケット販売管理業務の独占販売契約を持つ。JTBは今回の提携により、インターネット上でチケットマスターを通じ、販売することが可能となる。
JTBはチケットマスターが取扱う5万件にのぼる各種チケットのうち、約100件程度を日本市場向けに展開する。取扱う内容としては、クラシック、ジャズ、ニューエイジなどの音楽、メジャーリーグをはじめとするスポーツ、ブロードウエイやミュージカル、美術館や博物館などの芸術・劇場、アイスショーなどファミリー向けの大きく4種。この選定は、ラスベガスのシルクドソレイユをはじめ日本人に人気のある公演を選び、日本語で公演情報や新着情報などを加え、案内を行う。特徴としてはチケットは当日のイベント会場で受け渡しが可能という利便性、主催者価格と同一であることのメリットを打ち出す。なお、購入手続きに関しては早期の日本での展開を図るため、チケットマスター社の画面で決済する。これは、開発途中であるものの、日本語でのサポートが可能となる仕組みを利用する計画だ。
JTB常務取締役の清水愼一氏は、アメリカ方面のルック購入者の約3割がオプションでのエンターテイメントチケットを必要としていたという。全体の市場規模では、年間20万人程度に利用される可能性があると見ており、希望は多いものの、入手しにくい商品を提供する。特に北米についてはFIT化が進行しており、今後の事業展開上でもヨーロッパのFIT化を見越し、販売方面、品揃えともに拡充を視野に入れる。
ただ、これまでのオプション販売では、チケットそのものをイベント主催会社から直接入手する一次業者ではなく、二次業者から入手するなどでマージンが乗る場合があった。こうしたオプションでの販売は継続し、インターネット等での販売でも、同じイベントのチケットを販売する一物二価制となる。JTBではこうした事態を認めながらも、「お客様の選択」として、サイト上でJTB商品の購入へつながる相乗効果を期待する。販売開始はJTBホームページにおいて12月から開始、2006年春にJTB販売店、コールセンターへと取扱いを拡大する。
JTBはチケットマスターが取扱う5万件にのぼる各種チケットのうち、約100件程度を日本市場向けに展開する。取扱う内容としては、クラシック、ジャズ、ニューエイジなどの音楽、メジャーリーグをはじめとするスポーツ、ブロードウエイやミュージカル、美術館や博物館などの芸術・劇場、アイスショーなどファミリー向けの大きく4種。この選定は、ラスベガスのシルクドソレイユをはじめ日本人に人気のある公演を選び、日本語で公演情報や新着情報などを加え、案内を行う。特徴としてはチケットは当日のイベント会場で受け渡しが可能という利便性、主催者価格と同一であることのメリットを打ち出す。なお、購入手続きに関しては早期の日本での展開を図るため、チケットマスター社の画面で決済する。これは、開発途中であるものの、日本語でのサポートが可能となる仕組みを利用する計画だ。
JTB常務取締役の清水愼一氏は、アメリカ方面のルック購入者の約3割がオプションでのエンターテイメントチケットを必要としていたという。全体の市場規模では、年間20万人程度に利用される可能性があると見ており、希望は多いものの、入手しにくい商品を提供する。特に北米についてはFIT化が進行しており、今後の事業展開上でもヨーロッパのFIT化を見越し、販売方面、品揃えともに拡充を視野に入れる。
ただ、これまでのオプション販売では、チケットそのものをイベント主催会社から直接入手する一次業者ではなく、二次業者から入手するなどでマージンが乗る場合があった。こうしたオプションでの販売は継続し、インターネット等での販売でも、同じイベントのチケットを販売する一物二価制となる。JTBではこうした事態を認めながらも、「お客様の選択」として、サイト上でJTB商品の購入へつながる相乗効果を期待する。販売開始はJTBホームページにおいて12月から開始、2006年春にJTB販売店、コールセンターへと取扱いを拡大する。