NH、10月から国内線エコノミークラスに新シート導入、膝周りスペースが拡大
全日空(NH)は国内線エコノミークラスに10月から、新シートを導入する。NH代表取締役社長の山元峯生氏は「アジアで一番の航空会社を目指す現在、国内線の強化は重要な施策」と位置づけ、「競争は厳しさを増しており、競合にマッチングするプロダクト競争から、『ANAらしい』、『ANAならでは』(のプロダクト提供)へと変化する時期」と今回の新シートを投入する背景を説明した。先ごろ導入した上級クラスの「スーパーシートプレミアム導入後は8割を維持」している。エコノミークラスでも現行と比べて膝周りのスペースが広がっており、快適性の向上で顧客満足度を高める狙い。また、2008年にはボーイング787型機の導入を予定しており、これを目処としてサービスの強化を進めていく計画だ。
NHは国内線の戦略策定で(1)一般席新シートの導入、(2)スーパーシートプレミアムの強化・拡大、(3)機内ライブ放送の導入をスタンダードと位置づけ。新シートはボーイング767型機に10月から導入し、B777型機、B737型機へと順次導入する。新シートの特徴は機内誌など足元に収納していた小物をテーブル収納の背後に置き、上部へ移動することで膝周り部分を削除し、居住空間を拡げたこと。また、人間工学の観点を取り入れ、疲れにくいシートを採用したほか、光触媒加工などクリーンな素材を採用。また、シートそのものを軽量化したことでB777型機では年間7万リットル、ドラム缶にして500本分の燃油を削減ができるという。なお、導入コストは約30億円。
NHは国内線の戦略策定で(1)一般席新シートの導入、(2)スーパーシートプレミアムの強化・拡大、(3)機内ライブ放送の導入をスタンダードと位置づけ。新シートはボーイング767型機に10月から導入し、B777型機、B737型機へと順次導入する。新シートの特徴は機内誌など足元に収納していた小物をテーブル収納の背後に置き、上部へ移動することで膝周り部分を削除し、居住空間を拡げたこと。また、人間工学の観点を取り入れ、疲れにくいシートを採用したほか、光触媒加工などクリーンな素材を採用。また、シートそのものを軽量化したことでB777型機では年間7万リットル、ドラム缶にして500本分の燃油を削減ができるという。なお、導入コストは約30億円。