NZ、04/05年度決算は純利益3.3%減、ロードファクターは76%

  • 2005年9月6日
 ニュージーランド航空(NZ)の2004/05年度本決算(2004年7月1日〜2005年6月30日)の経常利益は前年比3.3%減の2億3500万ニュージーランドドル、税引後純利益は8%増の1億8000万NZドルであった。NZグループの旅客数は7%増となり、初めて1100万人を突破した。総座席供給量(ASK)は7%減で、ロードファクターは前年の73.1%から76%と上昇した。
 NZは国内線が好調に推移したこと、主要国際線の一部が回復に向かったことで、堅調な利益を達成できたと評価。2005/06年度に関しては、燃油高、およびニュージーランド/オーストラリア間のタスマン路線の運賃値引き競争が厳しい状況をもたらすとして、業績回復に向けてコスト削減、赤字部門からの撤退を進める方針だ。