近ツー、7月の総取扱額は6%増も海外4%減、国内は順調

  • 2005年9月2日
 近畿日本ツーリストの7月分総取扱額は5.9%増の394億6477万8000円であった。このうち海外旅行は4.2%減の131億6203万8000円と3ヶ月連続で前年比を割っている。項目別でも全般的に停滞しており、団体は5.6%減の23億6003万7000円、個人は6.4%減の38億6101万4000円、企画旅行も6ヶ月ぶりに前年を下回る2.4%減の69億4098万7000円となった。企画旅行はホリデイでは3.0%増と伸びは鈍ったものの成長しているが、クラブツーリズム商品の売上減で全体としてマイナスとなっている。方面別では台湾、アメリカが2桁増、ミクロネシア、ヨーロッパ、ハワイも前年比増と堅実な推移だ。
 なお、国内旅行は11.5%増の257億6265万2000円。団体は6.6%増の50億4590万円、国内企画が28.4%増の135億5750万4000円と順調だが、個人は8.4%減の71億5924万8000円。団体で一般、学生ともに好調に推移したほか、メイトでも沖縄方面の2桁増加を筆頭に好調を維持した。