CX、上半期中間決算の最終損失は5.7%減の16億7000万香港ドル

  • 2005年8月11日
 キャセイパシフィック航空(CX)の2005年度上半期(2005年1月〜6月)中間決算は総売上高は前年比21.5%増の238億8400万香港ドル、最終利益は5.7%減の16億7000万香港ドルとなった。1バレルあたりの平均燃油価格が19米ドル増の65米ドルとなり、総コストに占める燃料コストが前年に比べ6.1ポイント増の27.9%に上昇したことが損益に影響している。
 なお、旅客輸送能力は12.2%増、総輸送旅客数は14.5%増の730万人、総輸送貨物重量も10.2%増の51万7920トンと増加し、総売上高は前年と比べて増加。ただし、平均旅客単価は0.7香港セント少ない、45.2香港セントであった。なお、CXは下半期、燃油高騰を受けて、上半期と同レベルの業績を保つことに難色を示している。