全日空（NH）は10月1日から国内線の「スーパーシート・プレミアム」の提供座席数を増やす。現行100万席から年末までに約250万席とし、便数ではこれまでの1日約160便から約330便へ大幅に増加する。このため、ボーイング777-300型機、B777-200型機は12席のところ21席とするほか、11月1日からはB767-300型機にも順次導入する。
　昨年12月から開始した「スーパーシート・プレミアム」サービスは、地方色豊かな週替りの約60種類の食事、名店の茶菓を提供。今回のサービスの見直しで、ANAグループのシェフである坂本正夫氏と一流料亭とがタイアップし、高級感を追求した食事を提供するほか、新たに加わった老舗和菓子店とパリの人気な「パティスリー・サダハルアオキ・パリ」のANAオリジナル茶菓の提供を開始する。また、夕食の提供時間は旅客が取りやすい時間帯に変更する。