ジェイティービーのグループ会社のツーリズムマーケティング研究所が7月27日から31日に実施したウェブ調査によると、7月21日のロンドン、23日のエジプトでのテロを受けた海外旅行への影響は、7月12日から15日の調査から延期・中止などで若干、上昇したものの、大きな影響にはなっていないようだ。既に海外旅行を予約している人で「特に影響なし」の回答は前回調査から1.4ポイント減の88.9％となり、国内旅行に変更を検討は0.6ポイント減の0％、多方面に変更は0.1ポイント減の4.4％となり、延期・中止は0.9ポイント増となる2.2％となった。
　方面別で延期・中止が増加したのは英国が最も多く33.3％で19ポイント増、次いでカナダが14.3％増となった。また最も影響が少ないのはグアム・サイパンで前回調査では6.1％が今回0％となったほか、東南アジア、オセアニアも0％であった。