JALグループ、下期から東京/サイパン線などの運休を正式に発表

  • 2005年7月29日
 JALグループは下期の路線計画の変更を公表、正式に福岡/ホノルル線、福岡/香港線、東京/サイパン線、大阪/サイパン線、名古屋/グアム線、福岡/ソウル線の運休を決めた。大阪/ホノルル線は現在、ダブルデイリー体制をデイリー運航へと減便する。国際線旅客事業での路線展開については、早期の黒字化を目指して低収益路線の見直し、JALウェイズ(JO)が運航する路線を見直すことでコスト競争力を確保すること、機材計画でボーイング747型機を追加で3機退役させ、コスト効率を高める。
 JLグループは中期経営計画において、グループ内でのJOの運航規模を04年度20%から07年度27%へ規模を拡大するとしていたが、その具体策として10月1日から、東京/マニラ線、東京/ブリスベン線、東京/デンパサール線、大阪/デンパサール線へど拡大し、コスト競争力を確保する。

 また、国内線では関西地域の伊丹、関西、神戸3空港それぞれを利用したネットワークの形勢を目指し、神戸から東京、札幌、沖縄、仙台、熊本、鹿児島の6都市への便を就航することが既に発表された通り。名古屋では中部国際空港の路線を積極的に推進するほか、小牧空港を拠点とした小型機の路線展開も充実を図る。