阪神フレンドツアー、イタリア旅行時に添乗員が個人情報紛失、再発防止へ

  • 2005年7月19日
 阪神電気鉄道航空営業部(阪神航空)が今年4月に実施したイタリアへのフレンドツアーにおいて、ツアー参加者の情報を含む書類入りの鞄が盗まれ、同社ではツアー参加者に対してお詫びしている。これは添乗員が携行する鞄から離れたすきに、ツアー参加18名分の氏名、生年月日、パスポート番号、パスポート発行年月日、職業、電話番号、現住所を記載した書類、および添乗員自身のパスポート、クレジット・カード、現金などを盗まれたもの。添乗員は被害当日、イタリア警察に盗難届を提出、同社は盗難レポートを受領。ツアー参加者全員には、添乗員、同社の現地法人会社の社長が口頭で状況、および事後の対応を説明したという。
 同社では添乗員が「鞄から離れるという不注意な行為が事故を招いた」として、再度社員教育による個人情報の重要性の徹底、ツアー催行中のお客様情報の携行方法について規定するなどにより、再発防止に努める。