近畿日本ツーリスト、およびグループ会社はこのほど、夏の家族旅行商品の販売を順次開始、7月から9月までのホリデイ販売高は前年比14.6％増の250億円、メイトは14.1％増の400億円を目標としている。5月12日現在で、4月から6月までのホリデイはスマトラ島地震・津波の影響を受けた地域への需要回復の遅れ、中国反日デモなどによる中国旅行の手控えなどが生じたものの、取扱人員は全国で15％増、関西地区限定での10％増と全方面への影響は最少に留めている。こうした懸念材料はあるものの、今夏のピークについては家族が全員楽しめる、自然とのふれあいをテーマとする「ファミリゾート」をメインに、7月から9月までの販売高目標の達成を目指す。
　また、全社共通で8月14日まで、「ときめき・キラメキ・サマーキャンペーン」を展開する。対象は出発日が7月1日から9月30日までで、メイト、またはホリデイ商品を3万円以上の購入者。専用ハガキで申込み、抽選で10万円の旅行招待券を25名、5万円の宿泊ギフト券を50名、3000円分の年末ジャンボ宝くじを5000名にプレゼントする。そのほか、首都圏発のお客を対象に、抽選でバーバパパグッズが当る早期申込みキャンペーンを実施する。