近ツー、第1四半期業績で営業収益167億円、通期の20%で予想通りの推移

  • 2005年5月10日
 近畿日本ツーリストは2005年12月期第1四半期(1月1日〜3月31日)財務、業績概況によると、営業収益は通期予想の19%の167億6100万円で、営業損失は34億1600万円、経常損失は32億6600万円、四半期純損失は34億300万円と損失を計上した。ただし、連結売上高が旅行シーズンと重なる第2四半期以降に比重が高まることから、予想通りの推移としている。
 また、第1四半期の総資産は前連結会計年度末に比べ、179億8700万減の1200億6400万円、株主資本は35億1400万円減の143億1300万円。キャッシュフロー状況では営業活動が未清算旅行券、および仕入債務の減少で100億1200万円、投資活動がソフトウェア開発、投資有価証券の取得による支出で17億8300万円、財務活動が4300万円のマイナスとなり、第1四半期の現金、現金同等物の残高は399億8300万円となっている。