ANAセールスはゴールデンウィークに合計8本の羽田発チャーター便を利用する商品を設定、販売を開始した。羽田深夜枠を利用するチャーター便であることから、出発は夜で、到着は早朝で、グアムの旅行を気軽に楽しむ設定としている。コースはホテル確約とし、11ホテルから選択が可能。ホテルごとにアクティビティ利用券、ウエルカムドリンクなどの特典を用意したほか、機内の座席を確約する「ペアシートプラン」、エコノミークラスより広い座席を指定する「らくらくシートプラン」なども用意した。ハローツアーでの販売目標は前年比30％増の700名（前年：5本のチャーター）。
　また、羽田／金浦間の定期チャーター便を利用する商品として「羽田午前便利用ソウル」を設定。新たに5日、6日間の「弐国漫遊」コースを設定し、ソウルに着後、ソウルで1泊、韓国高速鉄道KTXを利用し、慶州へ移動して観光を楽しんだ後、釜山からビートル船で博多へ移動。その後、博多から空路で羽田と鹿児島移動とに別れる日本と韓国の観光地を巡る商品と趣向を凝らした。この商品のテーマは李朝時代に韓国の陶磁器が日本へ伝達されたルートを辿るというもので、青磁絵皿の絵付け体験や鹿児島で美山の薩摩焼の里で散策できる。料金は14万8000円から20万8000円。なお、ANAセールスは午前発のチャーター商品で4月から7月の3ヶ月間の集客目標として前年比5％増の1800名としている。