京王観光、販売部門を分社化へ、グループ内の経営責任の明確化で
京王観光は販売事業部の営業に関して、来年4月1日から新会社「京王リテールサービス株式会社」に承継する。これは京王電鉄の取締役会において決定したこと。京王観光の株主総会においても本日、同様の決定を承認する予定。京王観光は、京王電鉄の100%子会社として旅行事業、駅構内の売店などの販売事業、保険事業を展開。電鉄内のグループ企業としてはレジャー・サービスグループの旅行業の位置づけと流通事業における販売店業とに分かれており、この経営責任体制の明確化を図ることが今回の分社化の目的だ。なお、新会社の京王リテールサービスの資本金は1億円、代表取締役社長には京王観光代表取締役社長の奥島博之氏が就任する。
なお、京王グループの2005年3月期中間決算(2004年4月1日〜9月30日)によると、今中間期の旅行業の売上高は前期比10.9%増の180億1300万円であった。
なお、京王グループの2005年3月期中間決算(2004年4月1日〜9月30日)によると、今中間期の旅行業の売上高は前期比10.9%増の180億1300万円であった。