VS、5年後の事業規模は倍増、アメリカ、ナイジェリアなどの新会社が核

  • 2004年12月9日
 ヴァージンアトランティック航空(VS)は新規航空会社の設立、EU/アメリカ間のオープンスカイ協定を踏まえたヨーロッパ主要都市/アメリカの路線展開を軸とする拡大計画を公表した。VSはレジャー路線、ビジネス路線において引き続き供給量の増加、新路線の就航を計画。特に、新規路線の候補としてメルボルン、ドバイ、バンコク、シカゴ、トロント、ジャマイカ、ナイロビ、リオデジャネイロを検討。新規会社としても、来春に就航を予定するヴァージン・ナイジェリア、2005年にヴァージンアメリカを設立など拡大基調にある。こうした計画に伴い、VSが保有する29機に加え、エアバスA340-600型機とA380型機を24機、オプション19機を発注しており、5年程度で事業規模を倍増する考えだ。