TU、エア・システムをGSA指名、チュニジア大使はチャーター便に期待
チュニスエア(TU)は今年8月にエア・システムと総代理店契約を締結、このほどチュニジア大使館と共に発表を行った。TUは1948年設立の航空会社でエアバス、ボーイングなど30機を所有し、ヨーロッパ、アフリカ、中東を中心に49都市に路線を展開。エア・システムによると、路線網の拡大も念頭に置いていることから、日本市場へのアプローチも必要との判断から今回のGSA契約に至ったもの。現在、エア・システムはTUにヨーロッパ発チュニジア行き、チュニジア発北部アフリカ方面のエアパス設定を提案中だ。これは、日本発ヨーロッパ行きの便数が多く、ヨーロッパからチュニジアまで約2時間と同日着も可能であり、旅行商品としても多くの出発日を設定できること、パッケージ商品の造成には現行運賃と比較し、廉価でわかりやすい価格設定が不可欠と判断したことから。今後の営業活動は旅行会社毎に、ヨーロッパで乗継する旅行商品の造成を働きかける。なお、エア・システムは東京、大阪の事務所を中心にTUの営業活動を展開する方針だ。
在日チュニジア共和国大使館特命全権大使のサラ・ハンナシ氏は今回の契約締結について、「日本との関係が強くなることに期待したい。サッカーW杯以降も(二国間は)良好な関係にあり、2006年に日本/チュニジア国交樹立50周年を祝いたい」などとコメント。今後に向けて、「TUが直行便でチャーターを日本に就航して欲しい」と期待も表明した。
現在、チュニジアを訪れる訪問者数は年間約550万人。このうち500万人がヨーロッパからで、内訳はフランスが100万人、ドイツが90万人の2ヶ国が大半で、北欧、イギリス、イタリアなども多い。日本人は年間約1万人程度だが、増加する傾向にあるようだ。観光素材としても、地中海に面する海岸線沿いのリゾート地、ローマやカルタゴ時代の文化遺産、スターウォーズやインディー・ジョーンズの撮影が行われた砂漠などの人気が高い。
在日チュニジア共和国大使館特命全権大使のサラ・ハンナシ氏は今回の契約締結について、「日本との関係が強くなることに期待したい。サッカーW杯以降も(二国間は)良好な関係にあり、2006年に日本/チュニジア国交樹立50周年を祝いたい」などとコメント。今後に向けて、「TUが直行便でチャーターを日本に就航して欲しい」と期待も表明した。
現在、チュニジアを訪れる訪問者数は年間約550万人。このうち500万人がヨーロッパからで、内訳はフランスが100万人、ドイツが90万人の2ヶ国が大半で、北欧、イギリス、イタリアなども多い。日本人は年間約1万人程度だが、増加する傾向にあるようだ。観光素材としても、地中海に面する海岸線沿いのリゾート地、ローマやカルタゴ時代の文化遺産、スターウォーズやインディー・ジョーンズの撮影が行われた砂漠などの人気が高い。