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近ツー、子会社でアジアのインバウンド需要に対応、アジアセンター設置

  • 2004年9月30日
 近畿日本ツーリストは10月1日、子会社であるケイアイイーチャイナ内に「アジアセンター」を開設する。これはアジア各国からのインバウンドを専門に取扱う部署として中国人旅行部の組織を拡充するもの。要員は5名体制で開始し、インバウンドの取扱拡大を目指す。
 アジア発のインバウンドの特性は、価格志向に対応できる仕入の実現、日本語や英語以外の言語による現地旅行業者とのコンタクト、法人や団体系店舗における平均的な生産性に及ばないことなど難題も抱える。このため現在の近ツー社内の組織改編では対応が難しいと判断し、グループ会社の現存する部署を拡充し、インバウンドの取組み促進を図る。なお、販売計画では2004年度(10月〜9月)の販売高は2億8500万円、2005年度は4億1000万円を目指す。