JATA、韓国の旅行業界団体KATAとWGを設置し、懸案事項を検討へ

  • 2009年9月29日
 日本旅行業協会(JATA)は韓国一般旅行業協会(KATA)と今後、双方のインバウンド、アウトバウンドの促進を目的にワーキンググループを設置し、具体策の検討を進める。これまでJATA、KATAはツーリズムフォーラムを開催し、互いの懸案事項を討議してきたが、一歩踏み込んだものとなる予定だ。日本アウト・韓国インのWGは、2月を目処に東京で開催。案件として、来年の約款改定に伴う韓国サイドでの現地手配への影響、韓国側のホテルにおいて客室利用の付加価値税をワールドカップ開催時に休止して以来、引き上げを行っていないこと、安売り商品からの脱却などの課題を検討する。
 また、韓国アウト・日本インについても来年6月の韓国・国際観光展(KOTOFA)期間中に開催し、高額な日本滞在費、一般旅客のビザ問題、スルーガイド、共同商品の企画などを議題として取り上げる。これらの議論を踏まえ、来年7月にJATA・KATAでの第3回目となるツーリズムフォーラムを開催し、日韓友情年、愛・地球博を契機とする双方の旅行需要促進を官と連携を図り、旅行需要を促進する。