IATA、7月の輸送実績RPKは00年比7%増、ロードファクターは78%

  • 2004年8月27日
 国際航空運送協会(IATA)によると、7月の定期航空会社の輸送実績は有償旅客キロメートル(RPK)が前年比18.0%増、2000年比7.4%増であった。有効座席キロメートルは(ASK)は前年比16.4%増、200年比7.7%増、ロードファクターは78.4%と前年比0.7ポイント増、00年比0.2ポイント減であった。IATAでは引き続き回復傾向が予想を上回る数値と分析しており、特にアジア・太平洋については「トラウマから脱却し、強い回復を図っている」とコメントしている。ただし、原油価格の高騰にはなお、懸念を示している。方面別の輸送実績は下記の通り。

▽方面別定期航空会社の旅客輸送実績
(地域/RPK増加率/ASK増加率/ロードファクター)
アフリカ/12.4%増/11.8%増/68.9%
アジア・太平洋/27.7%増/25.7%増/75.8%
ヨーロッパ/11.5%増/9.8%増/79.4%
中東/21.8%増/19.2%増/76.6%
北米/16.2%増/15.2%増/84.1%
南米/13.0%増/11.5%増/77.7%
全体/18.0%増/16.4%増/78.4%