日旅、半期の営業収益は10.7%増の271億400万円、単体は海外40%増

  • 2004年8月25日
 日本旅行の平成16年12月期中間決算(平成16年1月1日〜6月30日)は営業収益が10.7%増の271億400万円、営業損益は25億100万円の赤字、経常損益は21億8000万円の赤字、冬期純損益は14億1800万円の赤字となった。ただし、営損、経損、純損とも昨年の赤字幅からは改善している。日旅単体での営業収益は前年比7.8%増の234億5600万円。内訳は国内旅行が前年比2.9%減の153億9600万円、海外旅行は39.6%増の76億7000万円、国際旅行は17.2%増の2億3900万円であった。
 日旅が展開した主な上期の施策は、(1)顧客・販売管理システム「eカルテ」の稼動、(2)オーエムシーカードの旅行部門について日旅とOMCカードの2社が出資する合弁会社設立への取り組み、(3)中国・上海で100%出資の旅行会社設立の準備など。今期の見通しについては、日本旅行オーエムシートラベルの営業活動開始をはじめとして販売拡大を図ることで、期初予想の純利益7億円に変更は無い。