QF、2003/04年度総売上は前年並み、国際線旅客は6%増
カンタス航空(QF)の2003/04年度(2003年7月1日〜2004年6月30日)グループ業績で、総売上は前年並みの114億豪ドル(約9300億円)、税引き前純利益は9億6460万豪ドル(約786億円)であった。QFでは、上期業績と同様にイラク戦争やSARSの影響からの回復途上であったことから、売上げは前年並みにとどまったと分析。ただし、コスト削減と事業効率の向上により、5億1200万豪ドル(約420億円)の削減に成功。燃料費の高騰についても、燃料ヘッジプログラムにより、前年比で14%程度の上昇する価格に対して、部分的な相殺の効果が高かったとしている。
なお、QF、およびオーストラリア航空(AO)をあわせた国際線の旅客数は6.3%増の911万1000人、有償旅客キロは前年比5.7%増の553億9500万RPK、有効座席キロは714億5500万ASK、有償座席利用率は0.1ポイント減の77.5%であった。
なお、QF、およびオーストラリア航空(AO)をあわせた国際線の旅客数は6.3%増の911万1000人、有償旅客キロは前年比5.7%増の553億9500万RPK、有効座席キロは714億5500万ASK、有償座席利用率は0.1ポイント減の77.5%であった。