スターアライアンス、VJCでエアパス売上3割増、高需要は羽田/千歳線

  • 2004年8月20日
 スターアライアンスは4月から2005年3月までの1年間、「スターアライアンス・ビジット・ジャパン・キャンペーン2004」を展開している。この中で、日本国内線を利用できるスターアライアンス・ジャパン・エアパスについて導入以来、外国人旅行者の総数が約30%増となっていることを明らかにした。これは、ジャパン・エアパスは1月の販売開始から5月には売上が約2倍となり、ビジット・ジャパン運賃のクーポンについても5月単月の前年比では40%増。
 全日空(NH)によると利用頻度の高い路線は、第1位が羽田/千歳線で、次いで羽田/那覇線、大阪(関空)/那覇線。また、利用者の国別ではアメリカが最も多く、次いで中国、香港の順である。
 なお、スターアライアンスでは今後、秋を目処に(1)日本への旅行をプレゼントする機内懸賞キャンペーンを実施するほか、(2)訪日特別ツアーの企画、(3)加盟各社の拠点地域におけるセールスキャラバン、(4)マイレージ会員向けのプロモーション、(5)海外の子供達を対象とした作文コンテストなどを予定している。