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JALグ、夏のチャーター計43便、アラスカ設定増で商品内容も多様に

  • 2004年7月8日
 JALグループは6月から10月までに展開するチャーター便において、合計43便を運航する。デスティネーションはアラスカ、パラオ、ホノルル、サイパン。アラスカへは昨年好調に集客が進んだことから、5便増となる計13便を設定。昨年の実績、および今年の集客状況については、6月は時間、金額共に比較的余裕のあるシニアや熟年層、7月はファミリー層の動きが良いという。また、9月初頭に出発する設定を加えたことで、8月後半から一足早くオーロラ観賞の商品設定が可能となった。これにより、人気の高いアウトドア体験を目的とするファミリー層、大自然を楽しむ熟年・シニア層と年齢層に偏りなく集客し、リピーターを増やしていく狙い。これにより、観光デスティネーションとして「アラスカ」の定着につなげたい考えだ。
 また、継続して夏季から展開するパラオは平均のロードファクターが85%超となる底固い需要を持つデスティネーション。特に、直行便では5時間と利便性が大きく向上することから、ダイビングを目的の旅行者やファミリー層に根強い支持を持つことから、現在の設定に加え、下期についても機材繰りを調整した上で設定する意向だ。なお、昨年10月から運休する地方都市発のホノルル行きチャーター便は7月から9月の期間に合計8便を設定し、観光需要の高まるシーズンに応える。