TPC、会員会社の増加に向け今年度の年会費を半額に、目標は100社に
海外旅行関連素材の共同仕入れ機構であるトラベル・パーツ・センター(TPC)はサプライヤー、バイヤーの会員会社の増加に向け、2004年度の年会費の半額キャンペーンを実施している。これはTPCが発足してから9年が経過した現在の会員会社67社から100社を目標として取り組むもの。ただし、これまでバイヤー会員対象に銀行保証、履行保証保険などの加入を求めていたが、積み立て傷害保険でも加入を認め、加入の障壁を低くしており、サプライヤー、バイヤーとも入会規約や入会条件での新たな緩和は行わない方針。現在の入会条件は会員会社間の信頼関係の構築に一役を果たしているほか、会員内での情報交換も活発であることがその理由だ。活動としては、現在の市場では間際化が進む一方、早期予約の取り込みも活発。こうした状況を踏まえ、下期の商品発表を8月20日ごろと早い時期に設定し、各社の販売活動を側面支援する。
また、新たな取り組みを模索する動きもある。そのうち会員各社が協同し、チャーター便の運航を計画しており、各社の企画では独自に展開することも検討しているという。チャーターが実現すれば、TPCとしては初となるが、こうした新たな試みによって魅力的な協業を目指す。
また、新たな取り組みを模索する動きもある。そのうち会員各社が協同し、チャーター便の運航を計画しており、各社の企画では独自に展開することも検討しているという。チャーターが実現すれば、TPCとしては初となるが、こうした新たな試みによって魅力的な協業を目指す。