VS、新ビジネスクラスを導入へ、9月頃を目処にキャンペーン
ヴァージンアトランティック航空(VS)代表取締役のスティーブ・リッジウェイ氏がこのほど来日、秋を目処に成田/ロンドン線に導入する新ビジネスクラス「アッパークラス・スイート」の説明を行った。これはボーイングB747-400型機、およびエアバスA340-600型機に総額約100億ドルを投資するもの。座席は幅56センチメートル、ベッドした場合の全長は202センチメートルのフルフラット・ベッドとなる。また、シートをリクライニングとしたままで離着陸が出来るほか、全席が通路に面する造り。価格帯はビジネスクラスであるが、リッジウェイ氏は「製品はファースト、価格はビジネス」と新シートについてコメントし、今後の旅客獲得に自信を示した。なお、日本路線には5月末までに新ビジネスクラスの機材が就航するが、完全導入となる9月頃を目処にキャンペーンを展開する予定だ。
また、リッジウェイ氏は現在のVSの状況について、「この2、3年は苦しい時期を迎えた。その期間に企業体質を強化し、今年度は利益を確保できる」との予想を語る。今後はエアバスA380の引渡しも予定。路線でも香港経由のロンドン/シドニー線の就航が近く実現できる可能性であるほか、インドでの増便、もしくはドバイへの新規就航の意欲を語った。
また、リッジウェイ氏は現在のVSの状況について、「この2、3年は苦しい時期を迎えた。その期間に企業体質を強化し、今年度は利益を確保できる」との予想を語る。今後はエアバスA380の引渡しも予定。路線でも香港経由のロンドン/シドニー線の就航が近く実現できる可能性であるほか、インドでの増便、もしくはドバイへの新規就航の意欲を語った。