AF、統合は2ブランド保ち消費者のメリット追求、下期は共同タリフも
エールフランス航空(AF)国際営業担当上席副社長のパトリック・アレクサンドル氏がこのほど来日、KLMオランダ航空(KL)との経営統合の進捗、新たなファーストクラス、ビジネスクラスについて語った。KLとの統合については現在、持株会社の下でそれぞれのブランドであるエールフランス、KLMを堅持し、営業や販売面での統合を進める方向だ。アレクサンドル氏は「2社の統合は、新たな価値の創造に繋がる」と語り、2社が展開する路線網を顧客、特に企業に対して幅広く提供できるメリットを強調。このほか、マイレージ・サービスに関しては6月から相互にポイントを加算する方針だ。また、2社の競合路線に関して合理化するが、「共同購買を進めること、両社のスタッフが一つの目標を持つこと」などがポイントとなる考えを示した。この観点から、下期にはAF/KLが同一のタリフを提示する方向で検討に入っているほか、日本市場については「シャルル・ド・ゴールとスキポールでオープンジョーも日本市場ではメリットの高い商品となる」とした。
また、AFとしては現在展開する東京/パリ線の週17便(日本航空との共同運航含め18便)を「2006年までにトリプルデイリー化したい」とし、アジア市場でのプレゼンスの向上を図る戦略の一環を語る。アジア路線では日本以外に、タイ、インドでの供給量を増加する方針だ。
▽新ファーストクラス、ビジネスクラスを導入、日本路線では6月から
AFは5月10日、パリ/ニューヨーク線において新エスパスを導入した3クラス制の機材を運航。日本路線では6月14日から、東京/パリ線において新エスパスを導入するボーイングB777-300ER機を投入する。ファーストクラスは8席、ビジネスクラスは67席。なお、AFでは今後1年間に渡り、合計84機に新エスパスを導入する予定だ。
また、AFとしては現在展開する東京/パリ線の週17便(日本航空との共同運航含め18便)を「2006年までにトリプルデイリー化したい」とし、アジア市場でのプレゼンスの向上を図る戦略の一環を語る。アジア路線では日本以外に、タイ、インドでの供給量を増加する方針だ。
▽新ファーストクラス、ビジネスクラスを導入、日本路線では6月から
AFは5月10日、パリ/ニューヨーク線において新エスパスを導入した3クラス制の機材を運航。日本路線では6月14日から、東京/パリ線において新エスパスを導入するボーイングB777-300ER機を投入する。ファーストクラスは8席、ビジネスクラスは67席。なお、AFでは今後1年間に渡り、合計84機に新エスパスを導入する予定だ。