エイチ・アイ・エスの3月の総取扱額は前年比9.4％増の184億700万円であった。2002年比では1.3％減とほぼ前年並みに戻り、好調に推移していた2001年と比べても3.5％減までに回復している。海外旅行のみでは、8.3％増の173億1200万円で、02年比で3.8％減、01年比では7.8％減であった。国内旅行は30％増の10億9500万円。3月以降は鶏インフルエンザやスペイン・テロの影響もなく、総取扱人数は14ヶ月ぶりの2桁増となる前年比15％以上で推移しているという。ヨーロッパやビーチ、北米、オセアニアなどの好調な方面に加え、間際予約の多いアジアの取り込みを行い、全体の底上げを進める意向だ。