主要旅行業者50社の2月の総取扱額は0.1％増の3847億256万6000円であった。このうち海外旅行は1.3％減の1495億7120万4000円となり、昨年3月からの減少幅ではもっとも小さいものとなった。海外旅行の主催旅行では7.1％減の369億484万5000円、取扱人数は8.1％減の26万8972人である。依然としてアジア方面に伸び悩みを見せているが、前年同期を上回る取扱額を示す企業は22社となり、先月から2社の増加となった。
　国内旅行は1.0％増の2335億3009万5000円、主催旅行は0.1％増の608億6601万8000円、取扱人員は3.8％増の250万7481人である。国内旅行は団体旅行が比較的堅調に推移している模様だ。なお、外国人旅行は10.6％増の16億126万7000円、主催旅行は14.1％増の6274万7000円、取扱人数は2.3％増の3240人である。