KA、日本就航でCEOが来日、日本発香港発の需要は50%ずつの予想
香港ドラゴン航空(KA)は4月2日から香港/成田線の就航を前に社長兼CEOのスタンレイ・ヒュイ氏が来日し、今後の方針などを語った。KAは1988年に鹿児島への定期便の就航以来、92年に広島、93年に仙台への路線を開設しているが、成田への乗り入れは今回が初めて。需要に関してヒュイ氏は「東京、香港の発地別の旅客需要は5対5」とし、「日本発のスケジュールが午後便でも、十分に旅客の需要を取り込める」と語る。香港発の需要では、ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)の展開、4月1日から香港特別行政区、および英国海外市民旅券所持者は短期査証の免除など追い風が吹いていることも強調し、「首都である東京に乗り入れが実現し、非常に意義深い」と語る。今後の日本国内の展開に関しては、「香港/成田線の成功が前提。それから検討する」と語る。これは特に運休する広島線、仙台線について言及したものだが、「採算の取れるレベルに回復はしていない」として、市場の需要動向を見極める考えを示した。
なお、日本発の需要に対してのサービスとして、客室乗務員18名を新たに採用したほか、日本語ホームページを本日から開設し拡充することを明らかにした。なお、就航を記念する「Pay One Gets Two」プロモーションを展開する。これは期間限定販売の特別運賃で、9月末までの利用が可能。発売期間は本日から3週間で4月23日までの予約・発券分が対象となっている。
なお、日本発の需要に対してのサービスとして、客室乗務員18名を新たに採用したほか、日本語ホームページを本日から開設し拡充することを明らかにした。なお、就航を記念する「Pay One Gets Two」プロモーションを展開する。これは期間限定販売の特別運賃で、9月末までの利用が可能。発売期間は本日から3週間で4月23日までの予約・発券分が対象となっている。