KE、10年間に総額90億ドルの投資へ、F・Cクラスのシートも刷新
コリアン・エア(KE)は2日、創立35周年に際し、今後10年間の中長期的な計画を明らかにした。この計画のキャッチフレーズは「エクセレンス・イン・フライト」。サービス、革新性、オペレーションの3本柱からなる計画で、総額90億ドル(約9840億円)の投資を行う。サービス面で大きな柱となるのは機内でのシートのアップグレードだ。具体的には2005年からファースト・クラスで180度リクライニング、15インチの液晶画面を装備するコクーン・シートを導入するほか、プレミアム・ビジネスクラスにも新シートを導入。また、2009年を目途に全クラスでオーディオ/ビデオ・オン・デマンド(AVOD)の設置を完了する。
このほか、革新性では先ごろ公表したIBMとの10年間のアウトソーシング契約に代表するIT活用によるコスト削減を進める。オペレーションでは仁川空港の24時間利用を最大限に生かし、中国の主要都市をはじめ、1000キロメートル圏内の路線網を拡充、利便性の向上に努める。また、新機材では2007年に総座席数550席となるエアバスA380型機を5機導入するほか、ボーイングB777型機、短距離路線ではB737型機を導入する予定だ。
なお、KE日本支社では35周年を記念したイベントを今春、日本国内で開催することを検討しているという。
このほか、革新性では先ごろ公表したIBMとの10年間のアウトソーシング契約に代表するIT活用によるコスト削減を進める。オペレーションでは仁川空港の24時間利用を最大限に生かし、中国の主要都市をはじめ、1000キロメートル圏内の路線網を拡充、利便性の向上に努める。また、新機材では2007年に総座席数550席となるエアバスA380型機を5機導入するほか、ボーイングB777型機、短距離路線ではB737型機を導入する予定だ。
なお、KE日本支社では35周年を記念したイベントを今春、日本国内で開催することを検討しているという。