JALグループ、第3四半期の国際旅客は7%減の346万人にまで回復
JALグループの平成16年3月期第3四半期(平成15年4月1日〜12月31日)の連結決算は、売上高が1兆4701億5600万円、営業損益が430億2400万円の赤字で、純損益は538億7000万円の赤字であった。イラク戦争やSARSの影響で落ち込んだ国際線旅客数は10月から12月に限り、有償旅客数は6.5%減の346万1896人、有償座席利用率は前年同期比0.4ポイント増の68.5%で、旅客収入は6.7%減の1546億7300万円までに回復。ただし、第3四半期全般では国際線の有償旅客数は25.1%減の841万2303人で旅客収入は21.7%減の4054億5200万円であった。一方、10月から12月までの国内線は有償旅客数が0.1%減の1154万6649人、旅客収入は10.7%増の1684億2700万円の増収。第3四半期の有償旅客数は1.8%増の3584万5273人で旅客収入は6.2%増の5123億2200万円であった。
旅行企画販売事業セグメントではジャルパックがSARSなどの影響を受けているものの、10月から12月の業績は回復基調にあるという。また、ジャルツアーズはスキーツアーの集客減が販売量を鈍化しているものの、販売単価が向上しており、全般的には好調だ。このセグメントでは4月から12月の売上高が2934億100万円、営業損失が12億4200万円、10月から12月の売上高は1099億7500万円、営業利益は7億2000万円である。
なお、通期の連結業績の見通しについては、鳥インフルエンザの影響が危ぶまれているものの、現在のところ変更はない。
旅行企画販売事業セグメントではジャルパックがSARSなどの影響を受けているものの、10月から12月の業績は回復基調にあるという。また、ジャルツアーズはスキーツアーの集客減が販売量を鈍化しているものの、販売単価が向上しており、全般的には好調だ。このセグメントでは4月から12月の売上高が2934億100万円、営業損失が12億4200万円、10月から12月の売上高は1099億7500万円、営業利益は7億2000万円である。
なお、通期の連結業績の見通しについては、鳥インフルエンザの影響が危ぶまれているものの、現在のところ変更はない。