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日旅、中間期の業績予想を下方修正も3期ぶりに黒字確保の見通し

  • 2004年1月30日
 日本旅行の平成15年12月期(平成15年1月1日〜12月31日)の連結および単体の業績は3期ぶりに当期純利益で黒字を確保する見通しとなった。これは業績予想の修正で明らかになったもの。連結は営業収益582億円、経常利益6億円、当期純利益3億5000万円、単体は営業収益516億円、経常利益1億円、当期純利益は7000万円と8月の中間決算時の予想から下方修正した。なお、国土交通省発表の主要50社取扱額で1月から11月の単純合算では、日本旅行の取扱額は3931億6755万8000円だ。
 今期、黒字を確保する要因としてはイラク戦争、SARSの影響で単体の海外旅行では370億円の営業利益での減収を見込むものの、中間発表時での為替予想に比べて円高となった為替差益、子会社配当増が貢献した。

▽平成15年12月期の連結および単体の業績予想
(修正予想/中間決算時予想/増減額)
・連結
営業収益/582億円/622億円/40億円減
経常利益/6億円/18億円/12億円減
当期純利益/3億5000万円/5億円/1億5000万円減

・単体
営業収益/516億円/2237億円/74億円減
経常利益/1億円/12億円/11億円減
当期純利益/7000万円/2億5000万円/1億8000万円減