近ツー、11月の総取扱額は11.4%減の526億430万円

  • 2005年1月4日
 近畿日本ツーリストの11月の総取扱額は前年比11.4%減の526億430万円であった(数値は販売実勢ベース、以下同様)。このうち、海外旅行は20.9%減の160億6989万2000円、主催旅行のホリデイは20.9%減の42億7423万6000円、メディアは6.2%減の37億9454万8000円。ホリデイはハワイ、ミクロネシア方面で前年増となったが、アジア、ヨーロッパが約3割の減少、オセアニアが約2割の減少となっており、回復に頭打ちの感を呈した。メディアは先月の16.8%減から10.6ポイントの回復を見せ、このうちハワイ、アメリカ、ヨーロッパ方面が前年増と好調に推移した。一般団体は36.7%減の37億8933万2000円、団体合計では37.2%減の47億2192万8000円と停滞感がある。
 国内旅行は6.8%減の359億9084万1000円。E&Cが43.6%増の14億1394万4000円と好調に推移しているものの、団体合計では6.1%減の116億9019万1000円である。主催旅行はメイトが2.4%増の75億9107万6000円、メデイアが0.8%減の98億9459万4000円であった。なお、国際旅行は21.8%増の5億4356万7000円。