関空、NWの関西/ホノルル線の復便で着陸料の割引適用に難色
関西国際空港代表取締役副社長の平野忠邦氏がこのほど会見を開き、関西方面の旅行会社から復便に強い要望のあるノースウエスト航空(NW)の関西/ホノルル線について見解を示した。これは、NW側が着陸料の割引を求めることを先ごろ来日したNW副社長のフィリップ・ハーン氏、NW日本統括社長の目代純氏が明言したもの。平野氏は先週、大阪府と共にエアポート・セールスでNWのミネアポリス本社を訪問、NWのCEOリチャード・アンダーソン氏、およびハーン氏と会談した。この際、平野氏は「近々に復便の是非を決定する旨を聞いた」としたものの、両氏から「着陸増量部分に対する割引の適用を強く要望された」と語った。 しかし、関空側では現在の制度での割引の適用は他航空会社にも波及する問題であることから、現段階でNWに対して割引の適用は難しいとの見解を示した。ただし、NWが新規就航を検討している関西/シアトル線、関西/サンフランシスコ線が実現した場合、50%の割引を適用する方針だ。▽関連記事:NW、関西/ホノルル線を2004年上期から再開か、関空の着陸料が鍵にhttp://www.travel-vision-jp.com「ニュース詳細検索」で上記のタイトルを記入するとご覧になれます。